毎日の食事作り、何が一番大変って「献立を決めること」じゃないですか?
Studio Amaneのあまねです。
冷蔵庫の中身を見て、栄養バランスを考えて、家族の好みも考慮して…。
特に私たち50代になると、ここに「健康面(減塩や糖質)」という難しいパズルまで加わります。
「もう、誰か決めて!」
そう叫びたくなった時、私が頼るのがAI(Gemini)です。
今日は、我が家の食卓を劇的に変えた、Geminiへの「オーダー術」をご紹介します。
ただのレシピ検索ではありません。私の「減塩」や「アンチエイジング」へのこだわりを、AIがどう解決してくれたかもお話しします。
基本編:「冷蔵庫の余り物」を丸投げする
まずは一番カンタンな使い方。
夕方、疲れて頭が回らない時、私は冷蔵庫を開けて、目についた食材をそのままGeminiに投げかけます。
鶏肉と玉ねぎがあるんだけど、和風でパパッと作れるメインのおかず、3つ提案して



かしこまりました。以下の3つはいかがでしょう?
1 鶏と玉ねぎの甘辛卵とじ(親子丼の頭)
2 鶏むね肉の和風オニオンソースがけ
3 新玉ねぎと鶏肉のさっぱりポン酢炒め
どれか気になるものはございますか?
じゃあ3番のレシピ!あ、不器用な私でもできるようになるべく簡単な手順で教えて!
レシピサイトで検索して、たくさんの広告の中から探す手間はゼロ。
まるで専属のシェフが、私の顔色を伺いながら(?)提案してくれる感覚です。これが「3秒で解決」の理由です。
本当に私が書いた食材だけで。しかも簡単に作れるやりかたで!
(レシピサイトなどで探していても、結局常備していない食材などが使われていたり。食材は一致していても、料理スキル的に厳しい…!こんなことが多すぎて。だからGeminiに丸投げです 笑)
応用編:50代の「わがままオーダー」を通す
ここからが本番です。
Geminiの凄いところは、面倒な健康条件を考慮してくれるところです。
というのも・・・実は私、食事に関してはかなり欲張りなんです。
健康、ダイエットはもちろん、抗炎症・抗酸化・抗糖化といった、体の老化を防ぐ要素も全部取り入れたい。
人間相手なら「注文が多すぎます!」と怒られそうな、この『50代の健康わがまま全部盛り』。
でも、AIなら嫌な顔ひとつせず、瞬時に最適な食材を組み合わせてくれるんです。
たとえば、大好きなお蕎麦を食べる時も、こんな風に相談しています。
(十割蕎麦(アンチエイジング(抗酸化・抗糖化))を食べたいけれど、普通の麺つゆだと塩分が高すぎる。でも、薄めると美味しくない…。)
十割蕎麦を美味しく食べたいけど、塩分は控えめにしたいなぁ。麺つゆを薄める代わりに、『旨味』で満足感を出すアイデアはある?



それなら、煮干し粉(魚粉)とお酢を活用しましょう。出汁の旨味を濃厚にすることで、麵つゆが少なくても脳は『濃い』と感じます。薬味に梅干し(減塩タイプ)を叩いて入れるのも、酸味が塩味を引き立てるのでおすすめです!
これ、実際にやってみたら大正解でした!今では、私の定番メニューになっています。
Geminiと考えた「我が家の減塩ルール」
こうしてGeminiと相談を重ねるうちに、我が家だけの「健康黄金比」が出来上がってきました。
いちいち計算しなくても、AIが成分量を把握してくれているのも助かります。
たとえば、私の大好きな「梅干し」や「煮干し粉」。いつも使うものなので成分表をスマホで撮影して、それをGeminiに見せます(プロンプトに画像をアップすればその成分表を把握してくれます)。すると…。



お使いの減塩梅干しは、1個(約5g)あたりの塩分が約0.5gですね。
煮干し粉は45gあたり1.9gの塩分ですから、小さじ1杯なら塩分はごくわずかです。
これなら、納豆のタレ(塩分高め)を使わずに、梅と煮干し粉だけで味付けすれば、大幅な減塩になりますよ。
このアドバイスから生まれたのが、今の私の夕食の定番タレなし納豆(煮干し粉+リンゴ酢)です。
最初は「えっ?」と思いましたが、試してみると旨味が強くてけっこう美味しいんですよ。
読んでくださっているあなたへ
「今日の夕飯、何にしよう?」
その悩みがストレスになっているなら、ぜひ一度、AIに話しかけてみてください。
「塩分を控えたい」「小麦粉を避けたい」「冷蔵庫に大根しかない」
そんな、家族にも言いにくい(?)わがままを、Geminiなら喜んで聞いてくれます。
献立の悩みから解放されると、夕方の時間に驚くほど「余白」が生まれますよ。
